いもろぐ

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最近の社外発表のまとめ

8月に社外で話をする機会が2回あったので、その報告(?)と感想を。

5minQues

Quesのスピンアウト企画として実施されたLT大会。とにかく登壇者が豪華。よくもこんなメンバー集められたなと思いました。そして私はここにいていいのかと不安になりましたw

登壇者

私の発表の概要は

  • QEっていう、技術を使ってテストするチーム(2人)を立ちあげて勉強中です。
  • テストのノウハウを持った状態で開発もできるようになったらステキじゃないかなと思ってます
  • 開発スキルを身につけるために、開発チームに「留学」してます

...という内容。5分LTなので話しきれてないところもありますが雰囲気は伝わったかなと。

印象的だったのは「開発者とテスト担当者の視点?考え方?の違いは何なのか?」という質問。社内留学を始めて1ヶ月くらい開発者として(ド初心者ですが)コードを書いている中で、テストをする時の自分と何かが違うなと感じてはいるのですが、言語化できていない状況です。その後、人と話す中でもらったヒントとして「ゼロから動くものを作るのと、動くことが前提のところからテストするのとでは役割(何をしたら褒められるのか)が違うのでは」という話は、なるほどな、と思いました。

ココらへん、同じものに対して「テストするときはこういうことを気にするけど、開発するときはこういうところに注目する」みたいな実例が言葉にできるといいなと思ってます。

あと、留学自体についてもどこかで報告せねば。

九州ソフトウェアテスト勉強会

私の相方の実家が福岡で、そこに帰省するのに合わせて(?)九州でも発表してきました。参加者は12-13人くらいでしたかね。テストの勉強会に始めて参加する人が半分くらい。また、割合として開発者のほうが多かったです。

ここでは弊社で行っている新人研修の話をしました。弊社では新卒エンジニアに向けて独自に研修プログラムを組んでいて、例えばHTML/CSS、GIT、デザイン、ペアプロ、Webアプリ作成課題、、、のようなことをやっています。その中に「QA」という枠があって、そこについてレクチャーをしています。

おそらく新卒(というか学生)は、QAという存在すら知らないと思います。プログラムを作ることは学校でやってると思いますが、それをテストする専門の人がいるんだ、へぇー、ってところがスタート。

...詳しくはスライドを見てください!

この話の本筋ではないのですが大事なところとして、スライドおよび話の中で「Webと組込みの違い」という話をしたのですが、「WebのQA」という表現について質問が出ました。

例えば「Webシステムだけど金融とか、大きな業務システムとかを扱うところもあるわけで、Webとしてひとくくりにするとそこらへんがごっちゃになってしまうのでは」という質問。

確かにその通りです。私がイメージしているものは(金融とか医療とかと比べて)「軽い」ものを想定しています。誤解を恐れずに言えば「リリース時に品質が(相対的に)低くても大丈夫なもの」とか「品質よりもスピードを重視するようなもの」になります。またはBtoCサービス、という切り方も近い気がします。(ここらへん、うまい表現が思いつかない...)

私自身が「重い」Webシステムに関わったことがないのと、Webの特性として「軽い」ものが多いしそれがウリなんじゃないかなーって感じているので、私の中では「Web=軽い」というイメージがあって、「WebのQA」って一括りにしてしまっています。

@snsk さんのいうところの軽量品質保証がマッチするような業界、、、みたいなのかな。

ということで、発表の機会があったのでまとめてみました。